外国で女の子を見ていて感じた疑問について

国民性と関連するのかは不明だが、国によっての典型的な男女像といったものはしばしば存在するように思える。
トルコでは中年の男性は皆ほぼ例外なく髭を伸ばしていたし、インドでは大体の若者はタイトなシャツとパンツを合わせて体のラインを出していた。アングロサクソン系の人だったら太い二の腕や胸板がセクシーさの象徴になるのかもしれない。
話は少し変わってしまうが、僕が以前トルコに旅行へ行った際、驚いたのは綺麗な女の子が多いことだった。高すぎない鼻、パッチリとした瞳、綺麗な黒髪…、写真から出てきたような女の子が町を歩いている。もしかしたら自分は前世にイスタンブールで商人をやっていて、偶然立ち寄ったトルコで情熱的な恋愛劇を繰り広げていたのではあるまいかと妙な妄想さえ湧いてくる。
しかし、とても不思議なことなのだがそこには綺麗なおばさんというのがあまりいない。あるいはそれはとても失礼な偏見なのかもしれないが、若い女の子には綺麗な人が多いのに、ある程度の年齢を越えたであろう人は皆フェルメールの「牛乳を注ぐ女」のような少しぽっちゃりしたジャム売りのおばさんのように見えてしまうのだ。
僕は向こうにいる間、このことが本当に不思議でしょうがなかった。綺麗な女の子とジャム売りのおばさん(あるいはお婆さん)、両者の中間点に当たる人が全く見つからないのだ。
いつかまたトルコへ行った際には、この最大のミステリーを解き明かしたいと思う。